仮面の下の素顔 【完】




「ごめんね、なんか意識飛んでた」


あははと笑いながら一口私も頼んだ抹茶パフェを頬張る。



ちなみに抹茶パフェは私の自腹である。




「…へぇ、大変だったね」




真顔でゆうゆさんは私のことをチラッとみながらイチゴを食べた。




"えっ、まさかの交通事故?

 いや、まさか"




とゆうゆさんは頭の中で私が交通事故にあったんではないかと不安がっている。




いや、廊下で交通事故は、流石に…ねぇ。




車通ってないわと心の中でツッコミを入れながら私も抹茶アイスをパクッと食べた。



うむ、抹茶の苦味とバニラの甘い味が妙にマッチングして思わずほっぺたを触った。



え?なんで?って?



そりゃあ、……あまりの美味しさにほっぺたが落ちてないか不安だったから……とでも言っておこう。

0
  • しおりをはさむ
  • 262
  • 2805
/ 406ページ
このページを編集する