仮面の下の素顔 【完】

three /両親







くあ、と欠伸を零して時計を見れば午前11時を過ぎたところだった。



そうもうすぐ待ちに待った昼休み。え?待ちに待った?…訂正、緊張してきた昼休みだ。



「なになに、寝不足〜?」

「うん、朝早起きして」

「えーあんずちゃんどういう心境だよそれ」

「お弁当を作って、」

「ふぁ?!?!」


私の言葉を遮ったのはいつもニコニコしているゆうゆさん。

しかし今回の彼女はムンクの叫びみたいな表情をして私に詰め寄ってくる。


「どういうこと?!あのイケメンとそんな如何わしい関係になったの?!!」


ゆうゆ全然知らないんだけど!!


と教室中に響き渡る声で言うからクラスメイトたちも何事だ?!って私たちに視線を向けてくる。


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