仮面の下の素顔 【完】

four /恋情








「どうしたんですか?」

「…小原さん」

「どうも。小原です。」


運ばれてきたアイスティーを飲まずにストローで混ぜればカランカランといい音が鳴り響いていた。


無言でカランカラン氷を音を立てていた私に久しぶりの小原さんが私をみている。


…珍しい。


なぜか、前より優しい面影だ。



ゆうゆのお家からであと、彼女から連絡が来ていた。謝罪の言葉とまた誘うから来て、の事だった。



謝罪なんていいのに…、って思いながら『楽しみにしてるね。今日はありがとう』とだけ返信しとく。



そのあとゆうゆからは、ハートマークのスタンプが届いていた。


なんともラブリーである。




スマホを弄ってから、今家に帰るのは早いなと思った私は無意識にお決まりのカフェになっていた小原さん店員のカフェに足を運んでいた。







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