絶えうるなら、琥珀の隙間

作者上條 一音

異質な髪を持つ訳有り少女は、異国で売り払われようとしていたが、国を治める謎の女性『翠様』とやらに助けられる。だけど実は翠様にも、とんでもない秘密があって…?




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「剥がしたいの。あなたを覆う、水の膜」



必ずや錆びつく暗闇の中で

必ずや果てる時が来るのだとしても

耐え忍んで産まれ出た宝石の中に

在り続ける私達で居たい


(C)上條 一音


2018/12~2019/08


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