Distortion

歪な世界 /青白い炎と悪魔


身体の奥に響くような振動。

身体に刻み込まれるような重低音。

それこそ本当に玩具箱をひっくり返したような喧騒中。

____有り得ない騒音の中、あたしだけが明らかに場違いで浮いていた。


「…ったく」


歓楽街によく遊びに来ているあたしだけれどそれとこれのじゃ話は別だ。

clubなんて今の今まで来たことがなかったからかあまりの騒音に思わず耳を塞ぎたくなった衝動に駆けられる。

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