時雨

第3章 巡回からの遭遇


「桜花は俺と一緒なの嫌?」



私が戸惑っていると横から聞こえる声


『...そんなことない。』


と來に言うと満足そうに頷く。

來と一緒が嫌だって訳では無いんだ。むしろ一緒がよくて、ただ色々ありすぎて整理が追いかなかっただけだ。


そしてちょっとだけ來と見つめ合ってたらみんなに呆れた目で見られた。



「ほんとお前ら話聞かねえな。」


「なんかここらへんだけ甘いんだけど。」


「...はあ。」



「ハク、もう先行ってようぜ。」


「だねー先行こっか。」



琥珀は言いたいこと言ってるし、黒華は先行ったし...酷くない?


私この中でトップなはずだけどな...



なんて思いつつも流石に置いていかれたくないので帰路に足を進める。進めていると前から人影が見えてきた。



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