隣の席の室井くん②【完】

1.室井くんと日吉さんの日曜日の話






ーーーSnakeFootの
初のワンマンライブは、かなりの評判と共に大成功を納めた。



ライブハウスの方も、集客率と評判がかなり良かったようで、1ヶ月後に再びライブも決まったらしく



あの後、彼らの控え室に通されたアタシとさっちゃんは



ヒャーヒャヒャヒャ!!!!大成功だねコリャ!!!!かなりの手応えだろ~コレは!!」



・・・と、ライブの余韻に浸る間もなく、金髪野郎のご機嫌なヒャヒャヒャで迎えられることになる。



直前まで、スポットライトの下で歓声を浴びながら、
ギュルギュルとギターを掻き鳴らしていた人とは思えないヒャヒャヒャぶりだった。



室井くんまでとは言わないが、あの人もステージ上とのギャップがありすぎなんじゃなかろーか。


いや、ギターを弾いてる時以外はステージ上でもヒャヒャヒャに変わりはないけれども。



「さっちゃん!!見ててくれた!!?どーだったよ!!俺ら!!カッコよかったっしょ~!!?」



相沢くんは、高笑いしつつ、さっちゃんを見るなり飛びつこうと試みるも

さっちゃんの蹴りによって見事に阻止されていた。


・・・しかもさっちゃん



貴女ヒールで蹴りって。



どこぞの女王様ですか。




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