隣の席の室井くん②【完】





「む、室井くん・・・それは、大丈夫なんですかね?」



散々な結果だったアタシ以上に散々な数字が並ぶ室井くんの結果用紙。



「うん、大丈夫じゃないみたい」



なのに大して慌てる様子もないマイペース室井。



「だ、大丈夫じゃないみたいって・・・」



「次の追試で頑張んないと進級も怪しいんだって俺」



えへへ、とか
呑気に笑ってる場合じゃないんじゃ・・・!!!!




「え・・・!!?それって大丈夫じゃないよね!!?」



「うん、だから追試まではやなぎんが勉強教えてくれるって」



「やなぎんが?」



確か彼は超進学校に通うエリートジェントルマン。



「流石に進級出来ないのはマズイからって」



「でしょうね」



この人分かってるんですかね。


なんでそんなにも人事のようなんですか。

貴方の事ですよ?


危機感なさすぎじゃあありませんか・・・・・?





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