ナイフを向けられた時、愛も終わる

作者t o u n a

いつからか毎晩自宅のポストに届けられるようになったメッセージカードと1輪の赤い薔薇。それらが届けられた日から既に彼女の運命は狂いつつあった。


あんたをずっと見てた



強がって平気なふりなんてしているが俺にはわかる



お前は弱い…そして、とても繊細だ



I like them



欲しい…



手に入れてめちゃくちゃにしてやる



今のあんたも十分綺麗だ…



だがぁ



壊れて堕ちていくあんたのほうがもっと綺麗で魅力的だ



待ってろよhoney…



すぐに迎えに行くからなぁ