世界は彼女の為に回っていたⅡ

学園後夜祭 /亜湖が見た舞台

全校生徒が集まるその場所はとても緊張した。
だけど、たまにはこうやって思いの丈をぶつけるのも悪くないと思った。

「それから!! シカ、ナカ、一輝、例えそれが友情ごっこでも――あたしは、信じてる!!!」

…――ねぇ、一輝。
さっき一輝が掴んだあたしの腕、まだ感触が消えないよ。

重ねたら、そこから一輝の体温が伝わって来るような気がするの。


何でかな。変だよね。


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