世界は彼女の為に回っていたⅡ

学園後夜祭 /鳥籠の中の僕ら

 

しかちゃんを抱き締めた僕は、その身体を抱いたまま駆け出していた。

少しでも遠く、僕たちの存在を誰も知らない所に行きたかった。

夕闇がもうそこまで、迫っていた。


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