気になるあの人は鬼上司

鬼上司 /きょうだい。



 それから1週間、
 私は仕事に追われながらも
 引っ越しの準備を進めた。


 そして金曜日。


 「彩菜ちゃん!
  今日はめずらしく内勤だし
  一緒にランチ行かない?」


 お昼の時間になって
 向かいの席の飯森さんがひょこっと顔を出す。


 「いいですね。行きましょう。」


 そう言って私と飯森さんは社員食堂に向かう。

 
 飯森さんは日替わり定食、
 私はエビドリアを頼んで空いていた席に座る。


 「いただきまーす。」


 出来立てのドリアをゆっくり食べていると。


 「そういえばさー気になってたんだけど。」


 飯森さんが箸を止めて私を見る。


 

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