~幕末の黄昏~ 【第三部】

第十七章 ~乱れ散るは狂気の華~









私はあなたとの繋がりは薄かったのですが、
それでもあなたは私を慕ってくれていたし、
いつも甘いものをあげると
喜んでくれていたのをよく覚えています


風間達と完全に決別してからの君は
本当に全てのしがらみから解放されて
楽しそうに日々を過ごしていました


何よりもう風間達の事を気にしなくて良いので
君は気楽に外に出たり喧嘩をしたり
女子達をひっかけたり


いたずらっ子のようで手がかかりました


ですが、君が新選組に来てから初めての別行動


それは俺だけでなく幹部の皆さんも
とても心配していましたが
あなたは冷静に一人で対処してしまわれたのは
本当に驚きでした


今でもはっきりと覚えていますよ


あなたは彼らに対してとても怒っていて、
おそらく一太刀で彼らを仕留めてしまった


それだけ、
君は彼らが許せなかったのだろうと思います


君は彼らを哀れな獣だと称していましたが、
私は彼らをこう称していました





























乱れ散るは狂気の華




















彼らは確かに間違いを犯していましたが、
それは誰にでも犯しうる
罪ではなかったのかと思います

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