波涛(はとう)の月

美ら海燃ゆる /第5話 束の間の幸せ

次郎は嘉手納地区を守備する駐留部隊に配属された。


帝国陸軍はせまりくるアメリカ軍に備え、嘉手納飛行場の整備を急いでいた。


幸は那覇地区の陸軍病院に配属された。



奉仕の傍らでも度重なる嘉手納の爆撃の話しは風の噂で流れてきた。


次郎のことが気になった。

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