心の傷

しかも私は確かに男好きでもまだ処女なのです。

ロマンチックな雰囲気で愛する彼とロストバージンという乙女の夢は持っていました。

いくら私でもさすがにここは譲れなかった部分なのです。

しかし、貧困という現実の前では私の願望は甘かったのです。

電化製品は自宅で使い古しのテレビとそなえつけの照明器具と
父に中学生の時にかってもらったラジカセだけで始まった私の貧乏生活は怒涛の設備投資でだいたいは女子大生らしい部屋になってきました。

バイトを掛け持ちしているため、移動の効率をあげるため、また家庭教師の指導範囲を広げ仕事をえやすい状況にするため残る設備投資はオークション前の型落ちの中古のマイカーゲットだけだった。地道にためた貯金150000円まであとわずかまでせまっていました。


ここで私の生活予算を計算してみると家賃生活費で100000円、通学バイト通勤交通費で5000円、各種公共料金で20000円、学費積み立て貯金で40000円、雑費10000円と単純計算でも175000円は必要という状況だったのです。

しかし、収入はバイト二つあわせても120000円程度で家賃や公共料金の支払い滞納によるやりくりだけではも限界にきていました。

0
  • しおりをはさむ
  • 0
  • 6
/ 19ページ
このページを編集する