言葉-上-

上 /六つ

部屋に戻ると メイが突然


「リン!!!!」


叫ぶ



私はカバンをリビングのいつも置く位置においてから、玄関先で靴を脱ぐ前に叫んでるメイを訝しげに見つめた



「どうしたの」




「鏑木さん、やっぱりかっこよかったね!」




「・・・・雅人兄さんが可愛そう」




「えっ ちがっ そうじゃなくて・・・」


リビングに面したベランダの窓を開けてると メイが慌てて部屋に入ってきた





「リンと似合いだなぁって」




「そう?」

思い出す。そうだったかな?


ああ、身長のことか



私は168cm 今日は特に高いヒールの靴を履いていたわけじゃないから、せいぜい多く見積もっても170cmだろう。鏑木さんは 立ってるところをそんなに見たこと無いけど、190cmはらくらく超えてるはずだ。



「確かに釣り合いは取れるかもね」



私とメイよりは。


「長身だもんね」


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