彼女の体内昼寝時計。[完]








クラスの男子で、凄く輝いている存在が居る。

その男子が所属するグループは学校全体で有名で、廊下を歩けば歓声が上がるほど。

高身長トリオ。

そう、それは三人の男子からなるグループ。



「キャーッ!!! 春樹くんカッコイイ…ッ」

「正弘くん今日も輝いてるな~」



一人は、爽やかで責任感があり、頼りにされていて、彼女一筋のバスケットボール部の部長。

もう一人は、顔も良し、性格も良し、部活に対しては真面目に取り組むサッカー部のエース。

そして、もう一人は…



「出た…っ、お母さん」

「ハンドメイドの希望の光、虎くんは自慢の副部長だよね~」

「本当に真面目なのに、あの子変な所でドジするから可愛いよね、」

「うんうん!」



そこら辺の女子よりも持ち物と知識が女子らしく、寛大な心と抜群の面倒見の良さを持つ、ハンドメイド同好会の副部長。

誰かが怪我をすれば必ず、手当てをしてくれる優しいその人の名前は烏丸 虎くん。

彼は皆のお母さんと陰で言われているけど、当の本人は気付いていない。


「え、榎本さん」

「あ、おはよう~!」

「お、おはよう」



そんな彼は、私の事が好き。



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