熱いカラダ【完】

過去「電車の彼」

時は遡り6年前。
当時16歳、高校1年生の私。



電車の中で毎回見かける同じ学校の1つ年上の先輩が当時気になっていた。


絶対に染めているだろう明るい茶髪に、1つ1つのパーツが整っている顔。
後輩達の間でも噂になるほどの美形とモテっぷりだった。


そして例外なくその先輩の事が気になっていた私。


ただ、最初は顔だけで気になっただけだったが、老人に席を譲ったり、五月蠅い女子高生を注意したりと周りの事を考えられる優しい人――と思った時に、私はほとんど惚れている状態だった。



そして、完全に恋をしたきっかけは、駅のホームの階段。

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