熱いカラダ【完】




「え!?オッケーしたの!?」

無意識に普段よりも大きな声が出てしまう。

「したらしいよ!てか、その告白した人2年のマドンナだって話!」

「マドンナって……あの!?」

顔は人形のように可愛くて性格も凄く良いっていう……。

「そう!そのマドンナ!確か名前はー……マナさん?だっけな」

顎に人差し指をあてながら“う~ん”と唸り声を上げるミコト。一方私は深い溜め息を吐き出した。


「彼女……彼女か……」

しかも2年生のマドンナ……。


溜め息混じりにポツリポツリと呟く私にミコトが「もう!」と呆れたように口を開く。

「だからあれほど、さっさと告っちゃいなって言ったじゃん!」

そう言いながら私からいちごオレをひょぃっと奪いストローに口をつけるミコト。

相変わらず人の飲み物を勝手に飲むミコトに呆れる反面私は「でも……」と唇を尖らす。


「(告白だなんて……)」

する勇気がないよ――と胸に内で呟く。




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