熱いカラダ【完】

「彼と彼女の高校時代」 /└「彼の高校時代」






「なぁなぁ」

「……」

「おーい、聞こえてんだろ?」

「……」

「シカトすんなよ。悲しくなるじゃねえか」

「……」

「おい」

「……」

「こら」

「……」

「シカトはすんなよ」

「……」

「おい」

「……」

「ミナ――」

「なんだよ?」


本当はずっとシカトしようと思っていた。けれどあまりにしつこかったが為に俺は渋々返事をした。


「告白オッケーしたってマジ?」

じーっと俺の瞳を覗き込みながらそう問いかけてくるのは、高校からつるむようになった友達の朝間悠太≪アサマユウタ≫だ。

明るめの茶髪をワックスで念入りにセットして登校している中々派手めな容姿の奴だ。


そんなユウタはニヤニヤと何やら笑みを口元に浮かべている。



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