好きの関係は人それぞれ

休日 /―Side 愛菜―

ーーーー……


「ふぁ……」


7:00


自分にしか聞こえない程度の極小さな音のアラームが鳴って目が覚める。


「んっと」


私は当然のように腰に巻き付く重たい腕をどかして起き上がる。


横を見れば憎たらしいほど気持ちよさそうに寝ている猛獣……


いや、龍牙。


彼は毎晩私の家に帰ってきて寝る。

なんでも私が夜中にこっそりいなくなってないかを確認する為らしい。

自分の家のほうが会社に近いのに、全くご苦労な話だ。


龍牙が起きるまでにあと30分。


普段ならこの時間に着替えと化粧を済ませるのだが



「たまには朝風呂もありだよね」



今日は休日。


朝からゆっくり湯船に浸かってパックをするのも悪くない。

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