橋架山高校虹部〈参〉【完】

第11章 /全世界発信計画

蒼side




犯人の計略は綿密で俺らを惑わす。





「出た!キノの携帯が電源の落ちる前にあった場所は橋架山神社の近くだ。」


「そうか。じゃあ、近くにいるトラたちに連絡して向かってもらうので大丈夫か?」


リツに問われ俺は頷く。



橋架山神社は駅の近くにある。

と言っても、普段俺たちがよく行く橋架山商店街が東口で、橋架山神社はその反対、つまり西口の方にある。



そんなことを考えながら、リツが携帯を操作するのを見ていると、




「大変だ!大変だ大変だ大変だ大変だ大変だ大変だだだだだああああああああああ!!!」



虹部の部室に騒音が響いた。


今度の来客は騒がしいな。

呆れて目を向けると、最近影の薄かった生徒会長ではないか。



「会長、うるさいですよぅ。」

「うるさいぞ、犬!」


ついでに生徒会長のお供の犬山もいる。



「ところで、俺の、よっ嫁はどこだ?」


は?嫁?

てか、顔赤くすんなし。


俺は生徒会長の不可解な言動に眉をひそめる。



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