橋架山高校虹部〈参〉【完】

第9章 /仮面舞踏会の夜





「はっぴーハロウィン!!!」

「トリックオアトリート!!!」

「ヒャッフゥーーーっ!!!」





ここは橋架山商店街。

ハロウィンの仮装を思い思いに楽しむ奴ら。

今日はハロウィン当日ではない、がそんな細かいことはどうでもいい。



私は驚いていた。

というか、ドン引きしていた。


なぜなら、
踊り狂ってるのが、奇声を上げているのが、虹部ではないからだ。


もはや、私は虹部が奇行に走ろうと驚きはしない域に達してしまった。
いや、それそころか自分までもがそんな奇行に加担するようになってしまったのは悲しむべきことだ。


じゃなくて!!!



「どーして、橋架山の人たちが虹部みたいな、パリピしてるわけ?」

「失礼な。って、今日は橋架山商店街のハロウィン仮装イベントの日だからね。」

げんなりする私にナギは答える。


イベント?

だから、ハロウィン前の休日にやってるわけね。


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