死なない少女は妖の名を問う(弐)【完】


マリアと手を繋いで廊下を歩いた。
先を歩くマリアの後をついて行く。

だけど、なんとなくだけど。
手が震えている様な気がしたんだ。


「────…マリ、うぶっ‼」

「ご、ごめんなさい!小春ちゃん!大丈夫ですか…?」



立ち止まったマリアの背中に衝突。慌てるマリアに手を出して、大丈夫のポーズ。


また鼻ぶつけた。
痛いー…。


マリアには言わないけど。



「大丈夫…ここが食堂?」

「はい…」



マリアの背中から顔を出して見た。

流石にガーディアン校舎の様なレストランって訳ではないけど。ここもそれなりに大きな食堂だった。

購買か食堂か選べるようになっていて、テラスも常備されてた。「金持ちの学校ですね」って感じ。


  • しおりをはさむ
  • 534
  • 478
/ 402ページ
このページを編集する