死なない少女は妖の名を問う(弐)【完】

よん。 /まじキョンシー

あっという間にサクラ散る。
そして季節は巡り巡って梅雨。



その名の通り、今日も一日中雨が降っていた。


じめっとした空気と、べたつくような湿気。これはもう帰る時まで一歩も外に出ないと決めた今日の午後。




私はまたガーディアン校舎にいた。




「小春、あーん」

「あ────ん」



スプーンに乗った、ふわふわスフレ。口に入れた瞬間、自分も溶けるような感覚に気分は最高。



そんなスプーンを向けてくるのは、




「小春、美味しい?」




突然なキャラ変更があった東堂兵輔である。




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