死なない少女は妖の名を問う(弐)【完】

よん。 /こんぺいとう?

「───所で」


抱き締めてくる宗司の体を押し返しながら顔を見る。



「なになにー?」


「所々出て来た、こんぺいとうって誰」



その言葉に宗司は笑顔から真顔に変わった。


宗司の過去に所々出てきてた”こんぺいとう”って人。お菓子みたいな名前の人なんて今までいたかな?とは思ったけど。名前があるって事はいるって事だよね。



キラッと銀色の何かが光った。



「うえっ!?」


「もしかして、紺藤さんの事馬鹿にしてる?」


「してないしてない!」



私の首元には宗司の構える刀。笑顔だけど、怒ってますオーラが出過ぎてる宗司。


どうやら怒らしたらしい。


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