死なない少女は妖の名を問う(弐)【完】

よん。 /感情、喜

東雲___







何かを思い出した小春は、日課のゲームも紅茶も菓子も、全部無視して制服を脱ぎ捨てた。


小春が歩いた道にある制服を一着ずつ、ハンガーにかけクローゼットに戻していく。



その間に、小春は焦りながら袴に着替えていた。




『小春、何処へ…』

「東雲!靴下!」



着替え終え、かんざしを付けた小春がベッドに勢いよく座った。ベッドの上のクッションが一瞬だけ宙に浮く。

言われた通り、靴下を履かせる。




小春の白く細い脚。
力を入れればすぐに折れてしまいそうだ。




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