死なない少女は妖の名を問う(弐)【完】

にい。 /第382回、スポーツ大運動会(2)


────はい、始まります。







「ハアアアアアア~…」


マリアの隣で大きく溜息を吐いた。



「小春ちゃん。溜息は幸せを逃がすのですよ?」


「いや、だってもう幸せもクソも無いじゃん」



溜息するなって方が無理だ。


何故なら私は今から全校生徒に集中攻撃を受けるのだから。



聞いたところによると、ライトクラスは毎年他のクラスからの虐めが凄いらしい。


闘技場を囲む観客席からは空缶とか、卵とか、ゴミとか大量に投げ込まれるって話。


そう、つまり私の時も同じになる可能性しかない。それしかない。



これ以上制服汚したら、またさんちゃんに怒鳴られるし。今度は首ねじ取られるらしいし…非常にマズイ。


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