漆黒の白雪姫【上】【完】

7 /作戦始動

「「…」」

私は今、かなり機嫌が悪い

それは何故かって?


そりゃぁ…



「あ、おはよう!神宮寺さん!」

「おはよう!」

「一条、神宮寺、おはよう」


「「…」」


なんだこの空間
すっげぇイライラする


昨日ああ言った私に間違いなく、白い目を向けて誰も近寄ってこないだろうと思ってたのに

なのに…


「おはよう!2人とも本当仲いいなぁ」


…あーどうしよう
イライラ半端ねぇ〜


若干漏れたであろう殺気に気付いた煌河は、私の肩を叩き、そっと耳打ちした


「…態とらしいですね。昨日あの後何かあったのでしょうか?」

「…知るか。つーか机蹴り飛ばしていいか?
うぜぇ。本当心底うぜぇ」


私の言葉に苦笑する煌河

最近このクラスにやって来る事が減った鳳凰の奴ら

“神宮寺弥生”はどうでもいいらしい
今は白雪姫と慶哉が主らしい

だから机に忍ばせといた盗聴器も外したんだけど…


はぁと重い溜息を思わずついた私
そして顔を上げようとする時、チラッと見えた顔に私はとてつもない怒りを感じた



私らに挨拶するクラスメイトを見て、にっこにこの笑顔でこちらを見ている




…私を呼び出した女と他のクラスの奴らに囲まれている



…あの能天気馬鹿女ぁぁぁぁ





…間違いなくあいつの仕業だ



絶対何か余計な事を言ったに違いない

苛立った私は、取り敢えず席に座った
そしてある人物にメールする


“どういうこと?説明”


きっと彼は私が苛立っているのに気付いているのか、メールを見て慌てて返信している姿が目に入った


そして届いたメールに、思わず舌打ちをしてしまった
だが、周りは煩く気付いていないが気付いた煌河は私の後ろに立った







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