漆黒の白雪姫【上】【完】

7 /揺れる心

「…後はお前が知る通りだ」


一通り簡潔に話した
…本当はもっとあるいろんな話


だがこんな短時間じゃあ話せない
煌河みたく毎日常に一緒にいるのなら、話さずとも自分の目で見て耳で聞いている


桔平達白龍や僚達黒龍みたく昔から交流が深い奴等はだいたい知っている


桐斗はこっちに来て、毎晩私の部屋で話す様になってから少しずつ話して来た

私の過去を


だから桐斗は唯一、2人の行為を見せられた事を知っていた




「…」



私は目の前でただ顔を俯かせて、固まっているそいつ…音無


「…今の生活は本当に楽しいし幸せなんだ


こんなにいい仲間達もいる
私を可愛がってくれる組員がいる

私は今、とても暖かく幸せな環境にいるんだ


だから…何であろうと今の私の生活と仕事、…そして大事な人達を奪うというのなら















例え血を分けた…私の半身であったとしても






私はお前らをぶっ壊す」


「っっ」



私の人生は私の物だ


あんたは今までたくさん甘え幸せだったろう?






だったら…











今度は私が幸せを掴んだって






罰は当たらねぇだろう?




0
  • しおりをはさむ
  • 650
  • 4799
/ 451ページ
このページを編集する