【完結】にゃんだふる恋愛主義

第一章 /再会の夕暮れ




五月晴れの空の下。

窓際差し込む午後の日差しが温かで、心地よい。



「―――き、美崎」



遠くの方で誰かが名を呼んだ気がした。


だけど、重たいまぶた。

閉ざされたまま、持ち上げることが出来ない。


あと少し。

もう少し―――。



「美崎 珠恵!」

「っ!」


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