【完結】にゃんだふる恋愛主義

第五章 /回り出す歯車




翌日、土曜日の早朝。

ゆっくり、そっと、玄関の戸を引く。


玲のマンションを後にして

戻った家は、静まり返っていた。


休日、朝食の時間には、まだ早い。


おじさんもおばさんも……優ちゃんも。

全員まだ、布団の中にいるらしい。



「……」



無意識に安堵のため息をもらすあたし。


今でも痛みの残る身体を

ぎこちなく動かして家へ上がる。


外泊をしたあたしを

おじさんおばさんは、どう思っただろう?

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