【完結】にゃんだふる恋愛主義

第五章 /チョコ中毒。




外泊朝の、小さな事件以来。


お世話になってる家には

ますます帰りづらくなった。


学校での嫌がらせも、続いている。



居心地の悪い場所ばかりが、増えていく。




……玲のマンションに通うことが

あたしにとって、唯一の―――。





「―――あ、みぃだ」



数日後の夕方。

マンションの扉の向こう側。


廊下の先のリビングから、ひょいと顔を覗かせた玲が微笑む。


いつも通りの光景な、はずだった。


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