【完結】にゃんだふる恋愛主義

最終章 /泥棒猫の運命




―――世界に闇が落ちてくる。

空っぽ、だった。


何もかもを失ったみたいな

絶望的な、気持ちだった。




出逢いがあれば

必ず、別れがある。


そう割り切っていたはずだった。


玲のこと、だって。


本当にずっと一緒にいられると

そう思っていたわけじゃない。



初めから、あたしは“1人”だった。

これからも、“1人”で生きていけばいい。



……それなのに。


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