貴方ノ隣 Ⅰ 【完】







――――…というわけで。

急いで脱ぎ捨てていた制服をハンガーに掛け、珈琲を淹れてソワソワしながらその人を待った。





―――――…ピーンポーン…


「は、はい!!」



慌ててドアに駆け寄り、開けるとそこに居たのは、さっき電話をしてた、優斗。




「ごめん、こんな時間に」


“こんな時間”というのは夜の九時。

まぁ確かに、男の人が女の人の家に上がる時間としてはちょっとまずい気もする。


でもそんな雰囲気がないことは分かってる。



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