貴方ノ隣 Ⅰ 【完】

Ⅹ≫違和

―――――――――…










「…そか、よかった」

「ありがとうございました」

「ううん、俺なんもしてないし。
 …むしろ、琉衣をキレさせちゃって凜ちゃんには悪い事したなって思ってる」



琉衣の部屋で夜を明かした次の日。

優斗に昨日のことを伝えると申し訳なさそうに謝ってきた。


「いえっ…優斗さんがいなかったら自分の気持ちも言えてなったですし」
「まぁ、結果オーライだね」


にっこり微笑んだ優斗は前の印象とは180度変わり、柔らかくなった。
きっとこれが素の優斗だろう。

立場上、近づいてくるものには警戒しなきゃいけないから。




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