faveur ~寵愛~ Ⅰ 【完】

Ⅵ /仲直




―――――――――………


その後、広登は髪を濡らしたままで戻ってきた。



「寝てなかったの?」


「……うん」



「寝れない?」と優しく尋ねる広登。


あたしは首を横に振って、意を決して話し出そうとした。





……だけど



―――――――……何も言えない。





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