篠宮くんが追いかけてくる

作者莉愛

「もしも君が他の奴を選ぶなら俺は死ぬよ、君と一緒にね。」突然、現れたこの人は私の日常を壊した。そして囚われた。この歪んだ愛から逃れる術はあるのか_______?



「俺は君を愛してる。それが伝わるまで君を追いかけることにしたんだ。君が俺を愛してくれるまで」





『......それが篠宮くんの愛情表現?今までもそうしてきたの?』





「いや?君が初めてだよ。もちろん、好きになったのもね。」





『もし、それが伝わったとしたらどうするの?』





「そんなの決まってるでしょ_______死ぬまで一緒にいるのだよ、ずっーと、ね。」





『もし、伝わらなかったら_______?』





「んー.....そうだな。_________死ぬ、かな、君と一緒に。君が誰かのものになるくらいなら。まぁ、君と一緒ならそれも悪くないしね。」








※この作品には暴力的表現、性描写が含まれます。苦手な方はお控えください。