コタエナイトイ (完)

第二幕 /[本当、むかつく]






────熱いシャワーを頭から浴びる。





女の子は何も言えない私に満足したのか、ずぶぬれになりながら去っていった。



あの子は、麻斗の知り合いだろうか。

もしかしてあの子が、麻斗が毎日会っているアサミって子?




いや。アサミはうちの学校の人だ。

今日会った子は、幼い。


でも知り合いだよね、麻斗の。



妹、には見えなかったし。やっぱりああ見えて高校生でうちの学校なのかも。

私の名前知ってたし。





麻斗はああいう幼い感じが好きなのかなぁ。


もしかして麻斗ってロリコン!?





だったら嫌だなぁ。

私に勝目ないじゃん。







……って、今のなし!!





え。なんで?

勝目とか関係なくない?



麻斗は、ただの知り合い。

私が落ちるのを邪魔する男!







『麻斗を好きになんないほうがいいよ。ってこと』



彼女の最後の言葉を思い出して、カッと顔が熱くなった。






好き……?






ありえない。




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