天使を殺したあたしは。(完)

第二幕 /年明け






「大ニュース!」なんて菜月から連絡が来たのは、テレビで紅白も終わって、カウントダウンも終え、新年を迎えてテレビも深夜帯でつまらなくなった頃。

寝ようとベッドで目を閉じていると、スマホがけたたましく鳴り響いた。



それは連絡アプリの無料通話機能の音。




めったに使わない機能なだけあって驚きながらも出ると、甲高い声で「大ニュースだよ、ライライ!」って。




うるさ!

スマホを耳から離して、スピーカーモードにすると、スマホをベッド横のテーブルに置いて寝ころんだまま「何?」って返事する。





『ライライ大ニュース!』


「何、こんな真夜中に。って、集会終わったの?」


『え、集会? うん、、今終わったとこ! って、それどころじゃないの、ライライ!』




興奮しきった様子で大声でしゃべる菜月。

もしかしてこいつ、酒に溺れてんの? いや、菜月って超強いからありえない。





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