天使を殺したあたしは。(完)

第一幕 /戦闘服






「おーい? ライライ? まじ大丈夫?」





隣で菜月が言ってるのを聞いてなんとなく頷いたあたしは、彼女の手を借りて何とか立ち上がる。






視線は未だ璃都さんを見たまま。








あっという間に、どこからともなく湧いてきた不良に囲まれる彼。でも、本当に近づいているのはごく数人。

たいていの人は5メートルぐらいの距離を開けて、囲むように見ているだけ。



瞳(め)には羨望しかない。







誰もが彼を尊敬してる。






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