Help Ⅳ(完)

第十四幕:裏切りの連鎖 /ボクの好きな君





「まじ最悪って感じじゃーん?」


「本当それ! なんでうちらがこんなめに? って」


「てか冗談抜きで怖かった」


「旅行中まだまだ巻き込まれるのかなぁ!?」





トサカ男と節南さんから逃げ切れた私達は10分かけて呼吸を整え、ひとまず、迷惑をかけてしまったグループの子達と合流しよう。という事になった。


けど、今後も節南さんに怯え、急いでやってくるひーくん率いる殲滅部隊に合流する必要がある私達が彼女たちの傍にいるのはダメだ。



と思い、なんとか適当に言い訳を並べて別行動しようと彼女達を探していた時だ。





フードエリアのテーブルで姿を確認して歩み寄ろうとしたときに聴こえたのが、その会話だ。






足をピタッと止めて、口を真一文字に結んでしまう程度に、驚いた。

そして、どうすれば良いか分かんなくなって視線を地面に落としてしまう。



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