心月の夜想曲 上弦 【完】

月蝕のようにゆっくりと・・・ /二十三月蝕



既読にならないラインを、暇を見つけては確認している
数日の間に結城さんとの新居に移る日が近づいていた。



結納の日から数日後、私は毎日、自分の部屋の荷物をま とめるついでに整理をしたりという作業をしていた。


懐かしい物が沢山出てきて、思い出のあるものばかりで
処分するのに困り、本棚の整理をしている時に写真のア
ルバムを不意に手に取って見た。


すると母が来て、一緒に見ているうちに時間が経って整理が捗らなかった。


だけど、写真を見て母と懐かしい思い出話を肩を並べて語り合う時間が楽しくて、時間が経つのが早く感じた。


結城さんとの新居に引っ越して、二週間という期間付き
でお付き合い期間を過ごした後に、すぐ私は入籍する予
定になっている。


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