ゾンビ学園~ぼくらの小学校にゾンビが攻めてきた~

「よせッ、貴様任務を忘れたか? ターゲットはまだこの校内にいるんだぞ、そんな場合か」

睨みあう両者の間に割って入り、牧村と呼ばれた年かさの男は言った。

「へーい、わかりましたよ」
 
ふてぶてしく伊達に一瞥をくれ、東はにらみ合いを止めた。

「ヘリにいったん戻るぞ、東。この子たちに訊きたいこともあるしな」

「えー、なんで俺まで」

「単独行動するなと言われただろうが、行くぞ」

牧村は厳格な口調でそう言うと、美雪たちの先に立って屋上への階段を上がりはじめた。

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