崩れかけのプロポーズ【完】

23つめ /黙って言うこと聞けよ





今日は、一人の夕飯です。



「チャーハン…。」



一人だとやっぱり手抜きしちゃうんだよね。あ、でも玉子ふわふわに出来たからちょっと残念。


今日は同僚の人達と飲み会があるらしく、水樹くんは電話口で。




『本当、ありえない。好きでもないヤツらと顔を合わせてなんて、精神が破壊されそうだ。』



なんて。どんだけ飲み会が嫌いなのか分からないけれど、そんな愚痴と共にそれに向かった水樹くん。



ちょっと前まではメールが返ってきていたけど、ぱったりなくなってしまった。寂しいけれど飲み会中にメールをくれただけでも、喜ばしいことだ。



まあ、「うるさい」「軽蔑」「疲れた」なんて鈍いかと思うようなものばかりだったけど。




「…、」



何時頃、帰ってくるのかな。早くお風呂に入って待っていようと密かな計画をたてた。




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