『青春の記憶/心の中の大切な日記』【完】

『こんな私でええの。。』
ゆりは心配そうに聞いた。

『もちろんええに決まっとる。。
 何もゆりは間違ってない!!
 こんな私とか言ったらあかん。。
 世間がなんて言おうと俺にとってゆりはゆり。
 俺たちは俺たち。これからもよろしくなっ!!』



『・・・・ありがとう。。』


ゆりはそっと微笑んだ。


俺は迷ったがゆりに
あの日のことを伝えた。

『あのなッ。
 電車の中で香織さん見た時、泣いとったんや。。』

『香織さんは告白して
 辛い気持ちやったんやろな。。
 でも・・・二人の友情で悲しい涙が
 温かい涙になったと思うわ!!
 なんかわからんけどそんな気がするわ。』

『そうかなぁ。。
 香織も天国でそう思ってくれてるとええな。。』

『きっとそう思ってる。。
 俺も今、温かい気持ちになったから!!』

ゆりは微笑み少しホッとした感じにみえた。

『健ちゃん、このりんご甘いなぁ。。
 八百屋のおじさん2個も
 おまけしてくれたんやで!!』

『得したなぁ~
 もしかしてッ
 あそこの八百屋のおじさん・・・。』

二人は何気ない話に盛り上がった。

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