そこに愛はあるのか?[完結]





私が笑った瞬間、片桐は口を右手で隠した。



笑いたいのか?



ブラコンをバカにしたいのか?



「暴走族…鬼神に入ったんだろ?」



『うん、いつの間にかね。
喧嘩も強いらしい。
知らなかったけど。』



「そうか…明日、入学式なら早めに帰るか。
お肌の曲がり角だろ?」



『失礼な…お肌の曲がり角って、久しぶりに聞いたんだけど。
よくお母さんが言ってたよ。』



「お母さん…。
両親と兄貴…死んだの知らなかった。
悪かったな…俺、ぬくぬく生きてきたお嬢さんだとばっかり思ってた。」



お嬢さんってのは違うけどね。



『片桐…片桐さんは、私のこと何で知ってるの?』



この後の、こいつの話の内容に…



ちょっと驚く私だった。






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