そこに愛はあるのか?[完結]

第6章 /仔猫ちゃんの目的





あぁ…疲れた。



歌って踊って飲んで吐いて…



本当に忙しい人だ。



「瑠璃と話がしたくて来たんでしょ?
だったら、ちゃんと話しな。
本当のことを知るいいチャンスでしょ?」



なんて、麗那は言ってたけど。



話がしたいってなんだろ?


リビングのソファーに座ってる私は、開けっ放しの襖から桃子さんを見た。



和室に敷いた布団の上で、丸くなって寝てる姿はやっぱり猫。



嫌いって思ってたけど、結局は巻き込まれて…ほっとけないって言うか。



吐き気は治まったものの、急激な眠気が襲ってきたらしい桃子さん。



繁華街からタクシーでマンションに帰宅したまでは良かった。



眠くて歩けなくなって、私が背負ってやっと部屋に入った。






0
  • しおりをはさむ
  • 1179
  • 2421
/ 756ページ
このページを編集する