そこに愛はあるのか?[完結]





思えば、ちゃんと話したこともなかったな。



翔太でさえ、話しかけたら洸哉が言ってた。



"変なこと教えるなよ…"


なんて。



どんだけ過保護なんだよ…そう思った。



一度、会って間もないころに友達になれたらいいと思って…



"プリクラ撮らない?"

って、誘ったことがあった。



だけどそれは、洸哉と聖に止められた。



"ダメだ…"


"瑠璃、ゲーセンなんて連れてかないでよ。"



怒る聖と困る洸哉。



二人の視線がキツかった。


それからだ…私の味方が翔太と下の階にいた人達になったのは。



そんなに悪いことなのかな?



そんなに…私を近づけたくなかったのかな?



そう、思ったんだ。



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