そこに愛はあるのか?[完結]

第7章 /大我の夏休み






「姉ちゃん、頼む!」



そう言って腰を折って頭を下げる大我。



大事な話があると、深夜勤で寝ていた私を起こしたのは学校から帰って来た大我。



寝ぼけていた頭が覚醒した。



いったい何の話だろうと、大我を後を追って部屋を出てリビングへ。



明日は1学期終了の日。



なのになんだって言うんだ?


大我まさか…悪いことでもしたのか?



ドキドキする私の前に出されたのは、大我が自ら淹れたと思われるコーヒー。



『ありがと…』



こんなこと、今まであったか?



コーヒーを淹れてくれるなんて、明日…槍が降る。



『何?話って…』



すると大我、私の正面に立ち言ったんだ…



姉ちゃん、頼むって…





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